メンバー関係性マップ 画面設計書
最終更新: 2026-07-06 関連 Issue:
- #1197(メンバ関係性マップ)/ #1209(相関図UI)/ #1210(レイアウト操作・永続化)/ #1211(フィルタリング・グルーピング)/ #1212(タイムライン連携)/ #1237(OGメンバー表示拡大)/ #1236(共演エッジのラベル表示)/ #1244(グルーピング中のノード配置変更対応)/ #1254(強調表示ノードのみ操作可能に)/ #1255(フィルタ・イベント選択時のみエッジラベル表示)/ #1264(グルーピング中のエッジ非表示)/ #1265(フィルタ時の共通関係抑制)/ #1263(集計とラベルの関連付け見直し)/ #1266(加入時リーダーによるチルドレン分類)
- #1198(関係性スコアリングマップ)/ #1268(関係性スコアリング設計書作成)/ #1270(既存マップへのスコア反映)/ #1271(レーダーチャート画面の新設)
1. 画面概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | /member-map |
| レンダリング方式 | Client Side('use client'・SSR 非対応) |
| ライブラリ | @xyflow/react(React Flow) |
| 対象フェーズ | フェーズ2(現役 + OG、トグルで切り替え) |
2. 画面構成・レイアウト
┌──────────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ ヘッダー(タイトル + ↗レーダーチャートで見る + 配置を保存ボタン) │
├─────────────────────┬────────────────────────────────────────────┤
│ (通常は非表示。 │ コントロールパネル(MapControlPanel) │
│ ?event=クエリ時のみ │ [OGを含む] [スコアリングモード] │
│ 表示) │ [フィルタ] [グルーピング] │
│ タイムライン │ [期][出身地][関係種別][リーダー][加入ルート]│
│ パネル │ ← モード有効時 │
│ (MapTimeline │ [値セレクタ(ドロップダウン)] │
│ Panel) │ [クリア] │
│ ├────────────────────────────────────────────┤
│ ↗ タイムラインで見る│ │
│ ───────────────── │ フローキャンバス(ReactFlow) │
│ 2025-01-01 │ ┌────┐ ┌────┐ │
│ ライブ ○○公演 │ │カード│──── │カード│ │
│ ───────────────── │ └────┘ └────┘ │
│ 2025-03-15 ←選択 │ │
│ 春ライブ [3人] │ [Controls] [MiniMap] [Background: Dots] │
│ ───────────────── │ │
│ 2025-05-10 │ │
│ リリース ○○ │ │
└─────────────────────┴────────────────────────────────────────────┘
2-1. ヘッダー
h1「メンバー関係性マップ」- 「↗ レーダーチャートで見る」リンク(タイトル右隣):
/member-map/radarへ遷移する(詳細は member-map-radar-chart-design.md 参照) - 「配置を保存」ボタン
- 無効条件:
movedNodeIds.size === 0または保存中(isSaving) - 保存中は「保存中…」に変化
- 保存エラー時はエラーメッセージをボタン左に表示
- 無効条件:
2-2. コントロールパネル(MapControlPanel)
components/MapControlPanel.tsx(memo でラップ済み)
| 要素 | 種類 | 表示条件 |
|---|---|---|
| OGを含むボタン | トグルボタン | 常時 |
| スコアリングモードボタン | トグルボタン | 常時(OGを含むボタンと同じ並びに配置。詳細は §10 参照) |
| フィルタボタン | トグルボタン | 常時 |
| グルーピングボタン | トグルボタン | 常時 |
| 軸ボタン群(5択) | 選択ボタン | モード有効時のみ |
| 値セレクタ | <select> |
フィルタモード全体 または グルーピング × 関係種別軸 |
| クリアボタン | ボタン | モード有効時のみ |
軸の種類:
| axis 値 | 表示名 |
|---|---|
generation |
期 |
hometown |
出身地 |
relationship |
関係種別 |
leader |
リーダー(#1266) |
joiningRoute |
加入ルート(#1267。実装済み) |
2-3. フローキャンバス
- ライブラリ:
@xyflow/react - ページコンポーネント全体が
'use client'(SSR 非対応、dynamic + ssr: falseは不要) - カスタムノード:
memberCard(MemberCardNode)・mapGroup(MapGroupNode) - カスタムエッジ:
gradient(GradientEdge) - 標準コントロール:
<Controls>・<MiniMap>・<Background variant=Dots gap=16 size=1> - ズーム範囲:
minZoom=0.1・maxZoom=2 - 初期フィット:
fitView+fitViewOptions={{ padding: 0.2 }}
注意:
nodeTypes/edgeTypesはコンポーネント外(モジュールレベル)で定義する。 コンポーネント関数内で定義すると毎レンダーに新しいオブジェクトが生成され、全ノード/エッジが再マウントされてパフォーマンスが劣化する(開発ノート UI/UX #31)。
3. データ初期ロード
ページを開くと、全メンバー・全関係性・保存済みノード座標・全イベントが読み込まれ、マップが表示される。
読み込み後の表示ルール:
- 「OGを含む」OFF 時は現役メンバーのみ、ON 時は現役+OG メンバーをノードとして表示する
- 表示対象メンバー間の関係性をエッジとして表示する。「OGを含む」OFF 時は同期・同郷・師弟・リーダー継承の4種別のみ、ON 時は全種別
- ノードの表示位置は保存済み座標を優先する。未保存のメンバーは円形に仮配置する(詳細はデータ設計書 §6)
- 同一メンバーペア間に複数の関係がある場合、エッジが重ならないようにオフセットして表示する
4. 操作モード
4-1. 通常モード(mode = null)
- 全表示対象メンバー(「OGを含む」OFF 時は現役のみ、ON 時は現役+OG)をノードとして表示
- 関係性をエッジとして表示。「OGを含む」OFF 時は同期・同郷・師弟・リーダー継承の4種別のみ、ON 時は全種別
- ノードのドラッグ移動が可能
4-2. フィルタモード(mode = ‘filter’)
目的: 特定属性に合致するメンバー・エッジを強調表示する。
操作フロー:
- 「フィルタ」ボタンを押す → 軸ボタン群が表示される
- 軸を選択 → 値セレクタが表示される
- 値を選択 → 強調/半透明化が適用される
- 「クリア」ボタン または 同ボタンを再押下でリセット
表示仕様(値選択後):
| 対象 | 強調表示 | 非該当 |
|---|---|---|
| メンバーノード | opacity: 1・draggable: true・selectable: true |
opacity: 0.12・draggable: false・selectable: false |
| エッジ | opacity: 1・labelOpacity: 1(ラベル表示) |
opacity: 0.05・labelOpacity: 0(ラベル非表示) |
強調表示ノードのみ操作可能(#1254): フィルタ値選択時は、強調表示されていない(opacity: 0.12 の)ノードのドラッグ・選択を無効化する。抽出対象外のノードを誤って動かしたり選択したりできないようにするため。
軸別フィルタ対象:
| 軸 | 強調対象メンバー | 強調対象エッジ |
|---|---|---|
| 期(generation) | 選択期のメンバー | 両端が選択期メンバーのエッジ |
| 出身地(hometown) | 選択出身地のメンバー | 両端が選択出身地メンバーのエッジ |
| 関係種別(relationship) | 該当関係種別の両端メンバー | 該当関係種別のエッジ |
| リーダー(leader) | 選択リーダーの在任期間中に加入したメンバー | 両端が該当メンバーのエッジ |
値未選択時は全ノード・全エッジを通常表示する。
リーダー軸(leader)の分類ロジック(#1266): lib/leader-utils.ts の deriveLeaderPeriods が算出するリーダー在任期間(就任日〜卒業日、現職は卒業日なし)と、各メンバーの加入日(profile.joinDate)を突き合わせ、「加入時のリーダー」をそのメンバーの分類先とする(getMemberLeaderId)。新規データ収集は不要で、既存の leaderGenerationNumber・joinDate のみから導出する。
値セレクタの選択肢はリーダー個人を選ぶ場面のため、氏名をそのまま表示する(例:「中澤裕子」)。選択後にグルーピングした際のグループ見出しは「(愛称|氏名)チルドレン」形式(getLeaderChildrenLabel)。愛称は Member の nickname フィールド(Blob の members.json、文字列配列)で管理し、登録があれば配列の先頭(1件目)を、未登録なら氏名を使う(例: 登録あり「ゆうちゃんチルドレン」、未登録「〇〇チルドレン」)。nickname は scripts/patch/patch-member-nicknames.ts(入力: data/inputs/member-nicknames.json)でBlobに反映するため、愛称の追加・変更はデプロイ不要(#1286 でリーダー限定の leaderNickname から汎用化)。
H 全体に共通する関係の抑制(#1265): 強調表示対象ノード集合 H に対し、関係種別ごとに「H 内の全ペアにその種別のエッジが存在するか(完全グラフか)」を判定する(getCommonRelationshipTypes)。完全グラフとなる種別は H 全体にとって自明・冗長な関係とみなし、強調対象から除外して「非該当」と同じ扱い(opacity: 0.05・ラベル非表示)にする。
- 属性系(
same-gen・same-hometown・same-unit)・ペア系(mentor-student等)を区別せず、完全グラフ判定のみで一律に適用する(軸ごとの特別扱いはしない) - 例: 期(generation)でフィルタした場合、対象者全員が同期のため
same-genエッジは常に抑制される。関係種別(relationship)軸で「同ユニット」を選択し対象者全員が実際に同ユニットの場合も自動的に抑制される。一方、「師弟関係」を選択して師弟でない組み合わせが混在する場合は完全グラフにならないため表示維持される - H が2人だけの場合の注意: ペアが1組しかないため、その1組に何らかの関係が存在すれば種別を問わず常に完全グラフと判定され抑制される(開発ノート 実装 #68)
4-3. グルーピングモード(mode = ‘group’)
目的: 属性でメンバーをグループノードで視覚的に包囲表示する。
操作フロー:
- 「グルーピング」ボタンを押す → 軸ボタン群が表示される
- 軸を選択:
- 期 / 出身地 / リーダー → 即座にグルーピング適用
- 関係種別 → 値セレクタで具体的な種別を選択後に適用
- 「クリア」または同ボタン再押下でリセット
グループノード(MapGroupNode)仕様:
type: 'mapGroup'、選択不可(selectable: false)、ドラッグ不可(draggable: false)styleにwidth・height・backgroundColor・border・borderRadius: 12を直接付与pointerEvents: 'none'(操作を受け付けない)
ノード配列の順序:
グループノードを子ノードより前に配置してから setNodes に渡す(後に配置すると React Flow が警告を出す)。
setNodes([...groupNodes, ...groupedNodes, ...ungroupedNodes])
(開発ノート UI/UX #64)
グルーピングでの配色:
| 軸 | 背景色 | ボーダー色 |
|---|---|---|
| 期(generation) | GENERATION_COLORS[gen] + alpha 0.1 |
GENERATION_COLORS[gen] + alpha 0.45 |
| その他 | rgba(255,255,255,0.05) |
rgba(255,255,255,0.18) |
グルーピングモード中のノードドラッグ(#1244)
グループに属する子ノード(parentId 付き)はドラッグ可能(draggable: true)。ドラッグ終了時(onNodeDragStop)に、子ノードの相対座標を絶対座標に変換してから永続化用の状態(baseFlowNodes・baseLayoutMap)を更新する。
absPosition = 親グループノードの絶対座標(position) + 子ノードの相対座標(position)
変換後は通常モードと同じ「配置を保存」フローに合流する。座標更新後はグループの包含矩形(buildGroupedLayout)が自動再計算されるため、グループ枠のリサイズ・再配置に追加実装は不要(開発ノート UI/UX #64)。
いずれのグループにも属さない(ungroupedIds に含まれる)ノードは、グルーピングモード中は引き続き draggable: false・selectable: false(#1254)。抽出対象外のノードを誤って操作できないようにするため。
グルーピングモード中のエッジ非表示(#1264)
グルーピングモード中は、種別を問わず全エッジの opacity を 0 に設定し完全非表示にする。グループ箱による視覚的な整理と線が重複し冗長になるため。ラベルはもともと labelOpacity のデフォルト値 0 により非表示(#1255)だが、エッジ自体(線)はこれとは独立した表示要素であり、グルーピング分岐で明示的に非表示にする必要がある。
5. ノード表示仕様(MemberCardNode)
components/MemberCardNode.tsx
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 背景色 | member.color(未設定時は #888888) |
| テキスト | メンバー名(data.name)・期(data.generation 期) |
| ハンドル | 上・左・右・下の4方向(type="source"、各 id で区別) |
| OG 時の表示 | data.status === 'OG' → styles.cardOg クラスを追加 |
ハンドル方向の選択ロジック(getHandleIds):
dx = targetX - sourceX
dy = targetY - sourceY
|dx| >= |dy| の場合 → 水平方向
dx >= 0: source = 'right'、target = 'left'
dx < 0: source = 'left'、target = 'right'
|dx| < |dy| の場合 → 垂直方向
dy >= 0: source = 'bottom'、target = 'top'
dy < 0: source = 'top'、target = 'bottom'
6. エッジ表示仕様(GradientEdge)
components/GradientEdge.tsx
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 形状 | 並列エッジがない場合はベジェカーブ(getBezierPath)。並列エッジがある場合は始点・終点を固定した2次ベジェ曲線(後述) |
| 色 | source → target のグラデーション(SVG linearGradient、始点・終点は常に実際のノードのハンドル位置) |
| 線幅 | getEdgeStrokeWidth(weight) = max(1, min(1 + weight/20, 5)) |
| ラベル | getEdgeLabel(type, label) の結果。null の場合は非表示 |
| ラベル表示タイミング(#1255) | labelOpacity のデフォルトは 0(非表示)。フィルタ値選択時・イベント選択ハイライト時のみ、強調対象エッジに labelOpacity: 1 が明示指定され表示される。通常モードでは非表示。グルーピングモードはエッジ自体が非表示(#1264)のためラベルも表示されない |
| 矢印 | leader-succession・mentor-student のみ、ターゲット側に ArrowClosed マーカー |
| グラデーション ID | gradient-${edgeId}(エッジごとにユニーク) |
共演エッジのラベル内容(#1236・#1263): live-coappearance(ライブ共演)・radio-coappearance(ラジオ共演)・event-coappearance(イベント共演)は、member_relationships.label に格納された最多共演ライブ名・最多共演番組名・最多共演イベント名をそのまま表示する(scripts/workflow/sync-relationships.ts が同期時に算出)。label が未設定(同期前の旧データ等)の場合は従来通り汎用ラベル(「ライブ共演」「ラジオ共演」「イベント共演」)にフォールバックする。ライブ共演のラベルは Tour.title →(null時)Live.title →(両方 null 時)固定文言「ライブ共演」の順でフォールバックする。イベント共演は type='live'(ライブ種別イベント)を集計対象から除外し、ライブ共演と重複しないようにする。
並列エッジのオフセット(#1272 で修正):
同一ノードペアに複数エッジが存在する場合、垂直方向に 18px ずつずらして重なりを防ぐ。始点・終点は常に実際のノードのハンドル位置に固定し、曲線の中間の制御点だけをオフセットする(getParallelEdgeControlPoint)。始点・終点自体を平行移動すると、線全体がハンドル位置から外れて「ノードに繋がっていない・宙に浮いた」ように見える不具合になるため、必ず中間点のみをずらすこと。
offset = (parallelIndex - (parallelTotal - 1) / 2) × EDGE_SEPARATION // EDGE_SEPARATION = 18
control.x = (sourceX + targetX) / 2 + perpX
control.y = (sourceY + targetY) / 2 + perpY
edgePath = `M sourceX,sourceY Q control.x,control.y targetX,targetY` // offset !== 0 のときのみ
offset === 0(並列エッジがない、またはインデックスが中央)の場合は通常通り getBezierPath を使用する。
7. ドラッグ操作・配置保存フロー
onNodeDragStop の型は (event: MouseEvent | TouchEvent, node: Node) => void(ネイティブ DOM イベント)。
React.MouseEvent を型注釈すると tsc でエラーになるため注意(開発ノート UI/UX #65)。
ドラッグ終了(onNodeDragStop)
│
├─ mode === 'group' → early return(グルーピング中はドラッグ無効)
│
├─ movedNodeIds に node.id を追加(Set)
├─ baseFlowNodes の該当ノードの position を更新
└─ baseLayoutMap の該当 memberId の座標を更新
「配置を保存」ボタンを押下
│ (有効条件: movedNodeIds.size > 0 かつ isSaving = false)
│
├─ PUT /api/member-map-layout にリクエスト送信
│ body: { layouts: [{ memberId, x, y }, ...] }
│
├─ 成功 → movedNodeIds をクリア(ボタンが disabled に戻る)
└─ 失敗 → saveError に「配置の保存に失敗しました。」を表示
8. ローディング・エラー状態
| 状態 | 表示内容 |
|---|---|
| 初期ロード中 | statusContainer + 「読み込み中…」 |
| API 取得エラー | statusContainer + エラーメッセージ |
| 配置保存エラー | ヘッダー内 saveError エリアにメッセージ表示 |
9. タイムラインパネル(MapTimelinePanel)
components/MapTimelinePanel.tsx('use client')
9-1. 表示条件・表示仕様
表示条件: 通常アクセス時(?event= クエリなし)はパネル自体(折りたたみタブ含む)が一切レンダリングされない。/member-map?event={eventId} でアクセスした場合のみ isPanelVisible/isPanelOpen が true になり表示される(§9-5参照)。他に手動でパネルを開く導線はない。
- 画面左端に固定幅 260px のパネルとして配置(
flexShrink: 0) - パネル上部に「↗ タイムラインで見る」リンク(
/timelineへ遷移) - イベントリストはスクロール可能
9-2. イベント表示ロジック
| 状態 | 表示内容 |
|---|---|
| イベント未選択 | 最新11件(events.slice(-11)) |
| イベント選択中 | 選択イベントを中心に前後5件(±CONTEXT_SIZE) |
- 選択イベントは
scrollIntoViewで自動スクロール(useEffect+useRef) - 選択イベントは背景色を強調(
.selected)
9-3. イベントアイテム表示内容
各イベントは <button> で表示し、クリックで選択状態を切り替える(同一イベント再クリックで解除)。
| 表示要素 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | event.date(YYYY-MM-DD) |
| タイトル | event.title |
| イベント種別タグ | EVENT_TYPE_LABELS[event.type](live→「ライブ」など) |
| 在籍人数バッジ | event.members のうち activeMemberIds に含まれる人数(0人の場合は非表示) |
9-4. タイムラインハイライト連携
イベントを選択すると、マップ上のノード・エッジをハイライトする。
適用条件: mode === null(フィルタ/グルーピング非アクティブ時のみ)
パネル内のイベントをクリックするとフィルタ/グルーピングモードが解除され(mode → null)、タイムラインハイライトに切り替わる。
| 対象 | 選択イベントに含まれる表示対象メンバー | それ以外 |
|---|---|---|
| ノード | opacity: 1・draggable: true・selectable: true |
opacity: 0.12・draggable: false・selectable: false |
| エッジ(両端が該当) | opacity: 1・labelOpacity: 1 |
opacity: 0.05・labelOpacity: 0 |
表示対象メンバーが1人も含まれない場合はハイライト不適用(全ノード通常表示)。
強調表示ノードのみ操作可能(#1254): フィルタモードと同様、ハイライト対象外のノードはドラッグ・選択を無効化する。
9-5. URL パラメータ連携
/member-map?event={eventId} でアクセスした際、マウント時に window.location.search を読み取り selectedEventId に初期設定する(useSearchParams は Suspense 境界が必要なため window.location.search で代替)。
タイムライン画面の各イベントカードに「↗ マップ」リンクを追加(EventCard の showMapLink プロップ)。メンバーが1人以上いるイベントのみ表示。
10. スコアリング反映(実装: #1270)
概要
関係性スコアリング(計算式はデータ設計書 §8 参照、lib/member-map-utils.ts の getRelationshipScore)で算出したペアごとの総合スコア(0〜100pt)を、既存の相関図(フローキャンバス)に反映する。
スコアは事前計算してDBに保存せず、画面表示時にその場で計算する(在籍重なりスコアが now に依存し日々変わるため、事前計算だと陳腐化する)。
出身地距離の算出に必要な都道府県コードは API ルート /api/prefecture-codes(prisma.prefectureCode.findMany())経由で取得する。
エッジ太さ
既存の getEdgeStrokeWidth(weight)(weight を 1〜5px に変換)と同じ変換式を、スコアリングモード時は weight の代わりに総合スコア(totalScore、0〜100pt)に適用する。
strokeWidth = max(1, min(1 + totalScore / 20, 5))
エッジ色
スコアの高低を表現する単色系グラデーション(getScoreColor、lib/member-map-utils.ts)を追加する(既存の source → target メンバーカラーグラデーションとは別軸の表現)。
低スコア=グレー(#4b5563)→高スコア=琥珀(#f97316)の2色をRGB線形補間する。
GradientEdge の sourceColor/targetColor に同じ値(スコア色)を渡すことで、既存の linearGradient 構造を変えずに単色表示に切り替えている。
有向エッジ(mentor-student/leader-succession)の矢印(markerEnd.color)も同じスコア色に揃え、線と矢印で色が食い違わないようにする。
ノード配置
既存の円形仮配置(データ設計書 §6)・保存済み座標を優先するルールを変更しない。スコアの高いペアを自動的に近づけるレイアウトアルゴリズムは導入しない(スコープ外)。
表示切り替え
コントロールパネル(MapControlPanel)に「スコアリングモード」トグルボタンを追加した。
既存の「OGを含む」ボタンと同じ並びの独立トグルで、フィルタ・グルーピングモードとは独立に併用できる。
ON時は現在描画中のエッジに対して太さ・色だけを上書きする(member-map/page.tsx の displayEdges)ため、既存の filter/group モード分岐には手を入れていない。
スコープ外(検討課題)
エッジラベルへのスコア数値(0〜100pt)の併記は行わない。現状は太さ・色のみでスコアの高低を表現する。 数値を併記するかどうかは、視認性(既存のラベル表示条件・フィルタ時のみ表示等)とのバランスを踏まえて別Issueで検討する。
11. フェーズ2以降の拡張予定
- 加入ルート軸(#1267 で設計、#1284 で実装済み)を除き、現時点で確定した拡張予定なし
改訂履歴(バージョン降順に記載)
| バージョン | 日付 | 変更内容 |
|---|---|---|
| 1.14 | 2026-07-18 | 実装との乖離是正: 加入ルート軸(joiningRoute)が実装済み(#1284)であることを反映し軸を5択に更新、§2-2にスコアリングモードトグルを追加、§9-1にタイムラインパネルの表示条件(?event=クエリ時のみ表示)を明記、§11を実態に合わせて修正(#1366) |
| 1.13 | 2026-07-07 | §4-2 愛称フィールドをリーダー限定の leaderNickname(単一)から汎用的な nickname(配列)に置き換え。data/member-nicknames.json / scripts/patch/patch-member-nicknames.ts にリネームしたことを反映(#1286) |
| 1.12 | 2026-07-06 | §4-2 愛称データの管理方式を修正。data/leader-nicknames.json の静的importをやめ、Member の leaderNickname フィールド(Blob の members.json、scripts/patch/patch-leader-nicknames.ts で反映)を使う方式に変更し、デプロイ不要で愛称を反映できるようにした(#1266) |
| 1.11 | 2026-07-06 | §2 ワイヤーフレーム・§2-2 軸ボタン群を4択に更新しリーダー軸(leader)を追加。§4-2/§4-3 にリーダー軸のフィルタ・グルーピング仕様を追記。§9-4 の「Active メンバー」表記を実装(displayMemberIds 参照)に合わせて「表示対象メンバー」に修正。§10/§11 の章番号を入れ替え「フェーズ2以降の拡張予定」を改訂履歴直前に配置し、完了済み項目(チルドレン・スコアリング・レーダーチャート)を除外して未実装の加入ルート(#1267)のみ残す(#1266) |
| 1.10 | 2026-07-05 | §2-1 ヘッダーに「↗ レーダーチャートで見る」リンクを追記し、§2 ワイヤーフレームに反映(#1271) |
| 1.9 | 2026-07-05 | §11 スコアリング反映を実装確定版に更新(配色・API・表示切り替えUIの詳細、エッジラベルへのスコア数値併記をスコープ外とする検討課題を反映)(#1270) |
| 1.8 | 2026-07-04 | §10 拡張予定にスコアリング関連 Issue を追記し、§11 スコアリング反映(エッジ太さ・色・表示切り替え方針)を新規追加(#1268) |
| 1.7 | 2026-07-04 | §6 共演エッジのラベル内容を更新。live-coappearance も最多共演ライブ名をラベル表示する仕様を追記し、event-coappearance からライブ種別イベントを除外する旨を反映(#1263) |
| 1.6 | 2026-07-03 | §6 並列エッジオフセットの不具合修正を追記。始点・終点を実際のノードのハンドル位置に固定し、曲線の中間の制御点のみをずらす方式に変更(同一ペアに複数関係種別があるとエッジがノードに繋がらず宙に浮いて見える不具合を修正)(#1272) |
| 1.5 | 2026-07-03 | §4-2 H全体に共通する関係の抑制ロジックを追記・§4-3 グルーピング中のエッジ非表示を追記・§6 ラベル表示タイミングの記述を更新(#1264 #1265) |
| 1.4 | 2026-07-02 | §4-2/§9-4 強調表示ノードのみ操作可能に更新・§4-3 グルーピング中のノードドラッグ対応に更新・§6 共演エッジのラベル内容とラベル表示タイミングを追記・§10 完了項目を除外(#1236 #1244 #1254 #1255) |
| 1.3 | 2026-06-30 | §3 を外部設計として書き直し・OG ON 時の関係種別を全種別に修正・§4-1 OG ON/OFF 時の関係種別ルールを明記(#1237) |
| 1.2 | 2026-06-29 | §1 フェーズ2対応に更新・§2-2「OGを含む」ボタン追加・§3 データフロー更新・§4-1 表示対象を表示対象メンバーに更新・§10 から #1237 を除外(#1237) |
| 1.1 | 2026-06-29 | §2 レイアウト図を2カラム構成に更新・§3 イベント API 追加・§9 タイムラインパネル追加・旧§9 を §10 にリナンバー(#1212) |
| 1.0 | 2026-06-29 | 初版作成(#1245) |